もの書きになる(仮)

クルマ、バイクを中心に日々の所感などを。

冬支度

私の住んでいる地域ではもうすぐ雪が降ってきます。

根雪になるのはまだまだですが、朝晩の橋の上や山間部の高いところに行くときには危険なので、早めにタイヤを交換しておかなければいけません。スタッドレスタイヤは溝がなくなって使用期限を迎えることはあまりなく、大抵の場合はゴムの経年劣化によって効かなくなってくるので(だいたい5年くらいが限界)、減りを気にして粘る必要はあまりないです。

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交換前の夏タイヤ姿。やっぱり大径ホイールの方がかっこよし。

 

で、タイヤ交換をするときに気を付けなければいけないのがタイヤローテーション。
前輪に履いていたタイヤと後輪に履いていたタイヤは減り具合が違うので、前後で揃えなければいけません。ガムテかなんかを貼って右前とか左後とか書いておけばいいのですが、貼らなくても前後の違いはわかるので私はめんどいことは省いています。

 

見分け方1。(FF又はFRの場合)
駆動輪と非駆動輪では石の挟まり方が全く違います。

FF車だと、後輪に履いていたタイヤは駆動トルクがかからないので、縦溝にも横溝にも小石がたくさん挟まっています。
前輪に履いていたタイヤは駆動トルクで小石が跳ね飛ばされるので、横溝にはほとんど小石が挟まっていません。縦溝にはいくらか挟まっていますが、これは装着前にマイナスドライバーなどでほじほじと取り除いておくとよいですね。

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後輪に履いていたタイヤ。横溝にも小石がたくさん挟まっている。

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前輪に履いていたタイヤ。横溝には小石が挟まっていない。

見分け方2。(4WD車の場合)
これは車によって違いが出るのですが、前輪に履いていたタイヤがショルダー部が減りやすい傾向で、後輪に履いていたタイヤはセンター部が減りやすい傾向になります。車種によってはほとんど違いが出ないこともありますが、前輪の方が負担が大きいことが多いので、4本を並べて比べて見て、よりエッジのはっきりした方(あいまいな表現)を前輪に持っていくと良いでしょう(雑)。

 

そして、交換作業ですが、毎年2台分春と冬前にやっているし、車で遊んでいた頃は1日のうちに3回くらいタイヤ交換することなどはよくあったので余裕です。

我が家の前は砂利なのでかなり作業性は悪いです。まず、フロアジャッキ(タイヤのついているタイプ)は使えません。なので、油圧式のパンタジャッキは必需品です。というかこれはどこでも使えてシャコタンにも対応できるので、これしか買ったことないです。 

マサダ製作所 シザーズジャッキ 1,000kg DPJ-1000DX

マサダ製作所 シザーズジャッキ 1,000kg DPJ-1000DX

 

 (これ最高。ちょっと高いが10年以上保つのでコスパ高い。)

 

交換前に空気圧を確認します。
結構下がっているもので、ポンピーでぴこぴこ補給します。空気入れもこれしか使ったことないですね。安くて自転車にも使えるし無敵。これ以上のスペックは必要なし。

 

あ、あとクロスレンチは絶対必要です。
車載のL字レンチでやろうとすると無駄に疲れるし、回転方向以外の力がかかっちゃうので疲れる割に締まらないし、下手するとねじ山に無理かかったりします。
できれば、薄口タイプのちょっといいやつ買っといたら、ホイールを選ばないので便利ですね。安いタイプを買ってしまって口が入らなくて薄口ソケット買い直したりするとショックが大きいので(笑)。

 

道具さえそろっていれば、作業自体はそんなに難しいことは無くて、一番時間かかるのが外したタイヤの掃除だったりしますね(笑)。

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冬タイヤは15inc。このぐらいの方がたわんで効く。ダサいけど(笑)

車のタイヤ交換をすると、そろそろバイクも冬眠かー。という気がしてくるんですよね。まあ寒くて街乗りくらいしか乗れないんですけど、もうちょっと粘ります。