もの書きになる(仮)

クルマ、バイクを中心に日々の所感などを。

1000km到達レビュー

なんか最近は北海道も梅雨の影響があるらしく、今年の6月は中盤以降ぐずぐず天気が続いてもやもやしていたが、とうとうXSR700の走行距離が1,000kmに達した。

 
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 今日はホントは乗れる予定ではなかったが、明日の天気が一日雨予報で、ここで乗らなければ7月は家族キャンプの予定が〜とかいろいろあって、隙間時間で100kmくらいチャチャっと乗れたので良かった!

 

XSR700の総評は、いろんな雑誌、web記事などでも耳タコですが、実際に乗った感触を記したいと思います。

 

まず走り出して1速はだいぶショートですね。歩く速さでコロコロ自転車のように転がせます。感覚的には3速まではショートな感じで、4〜6速が徐々にロングになっていき、6速だと4000回転ちょいで100km/hです。

低回転で粘り強いので、排気量が小さい割には、市街地でシフトダウンをサボっても、車の動きに遅れをとることはありません。見た目が速そうではないので、車がナメてきたりしますが軽くぶっちぎれます。

公式のHPでは、街乗りを意識したデザインという感じでしたが、乗ってみるとその実、山間部のワインディングで実力を発揮するタイプで、軽い車体に高いシート、粘り強いエンジンに繋がりの良いギアの構成は、とても軽快な動きで自由度が高く楽しい。サスペンションとブレーキは900と比べるとちょっとグレードは下がるが、極端に攻めたりしなければ必要十分で、きっとベテランさんも満足できるのではないでしょうか。

エンジンの高回転付近は、まだ慣らしのため過度には使っていないのですが、回転を上げるにしたがって、キーンと軽く回っていく感触があるので、すごく速いのは間違いないですね。

ワインディングを走っていると、ちょっと気になるのが、ハンドルの幅と高さで、好みとしてはもうちょい遠く、下であってくれたらもっと良かったかなと思うところ。また、ステップはもうちょい上、後ろだったらもっと良かったかな。これは好みなので人によりますね。

最後にタイヤ。これも好みなんですが、ちょっと接地感がわかりづらいかも?今までブリヂストンが多かったので、BS特有のゴロリン感がないとなんか不安を覚えますね。

 

以上、本人以外にはあんま役立たないレビューでした(笑)

タイヤは来季はこれに。

 

 

 

 

道北近郊の走り場

私が普段走っている場所は、北海道の中央部~北部付近です。
このあたりは山間部が多く、また平野部もあるので、バイクで走るのにはとても楽しい環境です。本州からのツーリングライダーが多い美瑛・富良野エリアにはよく整備されたキャンプ場も多く夏場はとても賑わいます。最近では観光客が増えて、歩行者や自転車、レンタカーの路上駐車も増えているのでちょっと注意をして走らなければならないエリアもあります。

また、北部に行くと観光目的のレンタカーがぐっと減るので、富良野エリアよりもこちらの方が安心して走れるかと思います。

 

お気に入りの走り場をいくつか紹介したいと思います。

①霧立峠
R239の幌加内町から苫前町へ至る長いワインディング。
ここは、界隈のライダーにとても人気で、天気が良い休日はバイクが多いです。道幅も広く路面も安定していて、はっきり言ってみんなぶっとばしています。動物の飛び出しがたまにあるので注意が必要ですが。
途中で、小平&達布への分岐があり、大体こちらに曲がって沼田町の方へ抜けていく道路を走ることが多いです。苫前まで行く道路はあんまり走りません。追い越し禁止が続き、遅い車がいると楽しめないことが多いからです。

十勝岳
道幅は狭目だが路面は比較的安定していて走りやすい。ショートコーナーが多く斜度がきつい。車が遅くなるので上手にパスしてください。
白金側、上富良野側どちらからでも上がっていけるので、同じ道路を通らずに周辺を周ることができ、美瑛~白金~富良野を繋げてツーリングに組み入れると楽しい。

③北見峠
斜度がきつい峠道。最近はあんまり走っていないが、たしか路面はそれほど悪くはなかったと思います。並行して高速道路が通り一般車の交通量が激減しているので、スムーズに走れるかと思います。路面の汚れや動物には注意が必要です。

④上紋峠
道道61号線、朝日町岩尾内から滝上町間の交通量の少ない峠道。
道幅狭く、斜度のきついワインディング。春先は砂が多く要注意。
上川町~浮島峠~滝上町~上紋峠~岩尾内~下川町から北上~トロッコ王国~美深~朱鞠内湖というちょっと過酷なルートも楽しいですよ(笑)。

⑤月形道民の森
札幌圏の本気モードの人たちがよく走っているデンジャラスゾーン(笑)。
この界隈のワインディングは楽しいが、部分的に荒れた路面と一般車に注意が必要かと思います。一人ではあんまりいかないかも。

⑥夕張、桂沢湖エリア
富良野島ノ下~R452~桂沢湖夕張市~三角山~岩見沢か三笠から高速で帰宅(笑)とかよく走ります。南空知の平野部は走ってもほんとにつまんないので、高速でワープすると帰りの時間が節約できるので楽ちんです。

 

他にもいろいろありますが、一番走っているのが①、②あたりで、朝に給油して無給油で帰って来られるルートが多いかもしれませんね。

ツーリングマップル 北海道

ツーリングマップル 北海道

 

 

プレマシー1万km到達燃費レビュー

愛車のプレマシーが昨年の9月に納車されてから、
先日ちょうど1万kmに到達しました。

9か月弱で1万kmということは、冬期間を挟んだにも関わらず月間1,000kmを超えているので、ちょっと過去の例より速いペースだと思います。

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使い方としては、通勤が毎日、たまに郊外ドライブ、
高速道路での長距離移動がちょっと多かったかな?
というところでした。

 

さっそく燃費のレビューを。
平日は主に市街地を走るのですが、丁寧に乗れば11km/L前後は
出せるようになってきました。
今まではちょっと踏みすぎだったようで、以前ベリーサに乗っていた時と比べるとほんとに別人のように踏まなくなったと思います(笑)。
燃費計が目立つ場所に常時ついていることによって、普段からついつい気にして走ってしまいます。いい傾向。
これから真夏になっていくので、エアコンONでどこまでいけるかですが、あんまり燃費オタクになって暑いのを我慢するのはやめておきましょう。


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この燃費計の写真は、郊外ドライブに何度か行ったのも含んだもので、13.2km/Lの表示です。巡航速度を80km/h以下に抑えて安定して走らせれば、どんどん平均燃費は上がっていきます。郊外ドライブに出る前に満タンにして計測し始めれば、カタログ燃費の約15km/Lは問題なく出せるでしょう。

 

燃費以外での感想としては、最初のころはi-DMなんていらないわーって言っていたのですが、慣れてくると点数上げがなかなか楽しいです。

i-DMの好みの運転というのがあって、加減速G、カーブでの横Gを一定に、かつG変化をなめらかするというもの(たぶん)で、加点評価されてインジケータが青くなります。ただゆっくり走っていれば高得点が出る訳では全くないということです。また、反対に嫌いな運転というのも明確で、急なG変化やハンドルの迷いによる振れなどにはめっぽう厳しく、容赦なく減点されます。

たとえば、自車の周りで変な動きをする車に対応して、ハンドルやブレーキを操作すると、G変化が大きく、かつ急になるので、5.0だったものが一気に3点台にまで下がることもあり、テンションだだ下がります(笑)。

アイドリングストップから復帰直後のアクセル操作や、停止→ハンドル末切り→アクセル操作は、ちょっと何が減点されているのかわからないこともあり、ちょっとイラッとさせることもままあります。また、駐車のときも油断できず、Rレンジ⇔Dレンジのチェンジのときに、完全に停止していなければ、車が挙動してしまわなくても減点対象になることがあります。これは改善を望みますがまあしょうがない。

あ、それと豪雪地帯の冬は何をどうやって運転に気を付けても、深い雪や轍やそろばん路面に対処できる術はないので諦めています。初めての冬だったとかは関係なく、たぶん誰でもステージ1まで陥落&アベレージ1点台になると思いますよ(笑)
本日の運転1.0を叩き出したときは自分も驚きました。

 

あと、まだできていないのですが、キャンプに早く行きたいですね。
去年は納車されたばかりでシーズンが終わってしまったし、今年は春から何かと予定が押していてできなかったので。

 プレマシーは2列目~3列目を倒してフラットにできるので、車中泊にも期待しています。マットは買ったのですがまだ開梱もできておらず…

XSR700ファーストレビュー

納車日は24kmしか乗れなくて、1週間もんもんとしていましたがやっと今日乗れました♪

雨には降られませんでしたが、朝から気温が低く山間部では一桁気温の場所もあり、体がこわばって修行のような走行でした。


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まずはポジションから

納車の帰り道に初めて乗ったときに感じた高さには少し慣れて、ほとんど気になりませんでした。ただ信号で止まるときに、わだちのある道路で止める場所に気をつけていないときにヒヤッとする場面が一度ありました。これは慣れるしかないのかと思います。

ハンドル幅の広さは、Uターンするときアウト側がぎりぎり届くくらいの遠さなので、小柄の人は意識的に一番前に座らないと厳しいかも。

 

次に操作関係では

クラッチは少し重いかもしれません。繋がる場所が今までのバイクと違うので重く感じたのかもしれませんが、帰宅間際の市街地走行では左手が限界でした。

シフトの入りは節度があってスコンと入りますね。繋がりもスゴく気持ちいいです。エンジンが粘り強い感じで、2速でも問題なく発進できてしまいます。

 

走りの感じは

車の速度に合わせて走っても楽しい。郊外の道をペースを抑えてトコトコ走るのもとても楽しいです。カーブではアクセルを開けて、ダダダダダダ・・・とパルスを感じて走るととっても気持ち良いです。

また、遅いかというとまったくそんなことはなく、低回転では粘り強いエンジンが、回転を上げると猛烈に軽く回るので、その気になって走れば本気で速いです。

 

燃費は

今日の250kmくらいの走行(市街地20%、郊外トコトコ50%、山ワインディング30%、パワー試し走り若干あり)では、満タン法で約26km/Lでした。(間違っていたので後日直し。)

あまり燃費重視では走ってないので、あんまりムチャしなければ20km/Lは下回らないのではないかというところです。

 

今日は寒くてタイヤも心配だったのであんまり無理はできませんでしたが、それでも十分楽しめました。路面が暖かくなってもう少し攻めた走りができるようになれば、もっと楽しいのは間違いなさそうです♪

 あ、まずは夏前にこれを買わねば。

 

転売屋ざまあ

ニンテンドークラシックミニファミリコンピュータ再販開始。

www.nintendo.co.jp

 

おととしの11/10に発売されるも、発売数の不足により転売ヤー達により買い占められ、市中の在庫がすぐになくなり、アマゾンのマーケットプレイスには軒並み1万円くらいの価格で出品されて物議を醸していた。
今年再販されることがずっとアナウンスされていたがやっと発売日が公表され、アマゾンでも予約販売が開始されている。

転売屋は個人がするセコイ商売としては別に不正というわけではないので(自分の金で買って自分のものにした後で自分の責任で売るのだから他人がとやかく言えるものではないので)、勝手にしたらいいのだと思うが、ネットで小売店を営んでいるものが、人気の出そうな品薄商品の在庫を留保しておいて、市中の品切れを待ったのちに高価格で売り出すという手法はなんとかならないものかと思う。メーカーが十分な量の製品を作る以外の方法が何かあるかと言われればそんなものはないのだが。

まあ、タイトルにざまあとは書いたんだが、転売屋は何食わぬ顔して普通の値段で売りさえすれば損はしないわけで、この迷惑な商売はこれからもなくならないんだろうな。

 

 

乗り味考察(机上の空論)

バイクの諸元表にはいろいろなことが書いてある。
ここでは、バイクの乗り味に直接関係する、最大トルク、一次・二次減速比、各速のギヤ比について考察することによって、諸元表のみによってバイクに乗らずして乗り味を知る楽しい妄想を紹介したいと思う。

 

まず、最大トルクとは、そのエンジンが発生する力そのものと解することができ、エンジンの特性によって大きく変わる。ボア・ストローク比で、ストロークが長いものほどトルク型、短いものほどパワー型になる傾向(長いスパナほどトルクは強くなるが、早回ししづらくなるのと同じイメージ)がある。また、トルク型エンジンほどパワーバンドが広く低回転寄りに、パワー型エンジンほど狭く高回転寄りになる傾向がある。

 

次に、減速比・ギヤ比はそのエンジンのトルクを使って、実際にどのように走るのかに大きく関係していて、大ざっぱに言うとアメリカンのような低回転トルク型エンジンだとワイドレシオでクルージングを楽しく、スポーツモデルのような高回転パワー型だとクロスレシオでパワーバンドをうまく生かせるような走りの傾向になる。

 

で、具体的に妄想を膨らませる際には、EXCELを用いての表、グラフがとても役立つ。まず、準備としてメーカーサイトなどから目当てのバイクの諸元表を探し、必要な情報を表に表わすことから始める。

  1. 諸元表の後輪タイヤサイズからタイヤ直径を求め外周を割り出す。
    (17inc*25.4mm)+(180*0.55*2)=629.8mm*3.14159=1978.573mm
  2. 1次減速比、2次減速比、各速ギヤ比を表に入力する。
車名 タイヤサイズ タイヤ直径 タイヤ外周
XSR700 180 55 R 17 629.8 1978.573

 

1次減速比 2次減速比 1速 2速 3速 4速 5速 6速
1.925 16 43 2.688 2.846 2.125 1.631 1.300 1.090 0.964


 そしてこの情報から、各ギヤで回転数1000回転ごとに区切って、速度を式で求めていくが、単位がkm/hなので、それぞれの単位を合わせなければいけないことに注意。 

  1. タイヤ外周はmmなのでkmに直すために1,000,000で割る。
  2. エンジン回転数は分あたりなので60をかける。
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000
1速 0 8 16 24 32 40 48 56 65 73 81
2速 0 11 22 32 43 54 65 76 86 97 108
3速 0 14 28 42 56 70 84 98 113 127 141
4速 0 18 35 53 71 88 106 124 141 159 177
5速 0 21 42 63 84 105 126 147 168 189 211
6速 0 24 48 71 95 119 143 167 190 214 238

 

で、具体的には、1速1,000回転のセルでは、
1978.573/1000000*1000*60/1.925/2.688/2.846
という計算式の結果、8が出力される。
まあ、うまいことセル参照を使って連続的にやればさほど苦労しないでしょう。

ここまでで、もう妄想ができる状態ではあるが、さらに妄想を膨らませるためにグラフ化してイメージを具体化させていく。
表を範囲指定してあとはEXCELさんにお任せで線グラフに加工してもらうと…

 

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おーー。
表では6速で最高238km/hまで出力されているが、そこは自分の求める速度域までで抑えておけば、グラフの間隔が広くなって妄想を膨らませやすくなるので、要らない速度は切り捨ててしまった方が楽しい。
印刷してグラフの線を指でなぞりながら、ぶーーん、ぶーーんとか言って妄想するととっても楽しいです。くれぐれも誰かに見られないように気を付けて(笑)。

 

【国内正規品】 GoPro アクションカメラ HERO5 Black CHDHX-502

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速すぎなんだよな。

バイクに乗り始めたのは十数年前。


信号待ちで目の前に停まっていた大型バイク。
青信号になった途端あっという間に米粒になったのを見てずいぶんびっくりしたものだった。その時はS14シルビアに乗っていて、ドリフトのまねごと(ほんとまねごとレベル笑)をしていたので少しはスピードを出して走っていたのだが、まったく全然ついていこうとすら思わない加速で、バイクってやっぱり速い!おれも乗る!と思ったことがきっかけだった。前々からバイクは乗りたいなと思っていたところだったので、そこからは自動車学校の入校手続き→通学→取得まではほんと1ヵ月くらい?な感じだったと思う。ほんと衝動的(笑)

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(バイク屋で偶然再会した、初めて買ったXJR。なつかし。)


その当時は自動車学校で一発大型が取得できるようになったばっかりだったと思うが、バイク初心者はやっぱり中免(古!)でしょ。なんていう古風なことを思って普通二輪を取得した。で、バイクどこで買うの?というところだが、自分の中ではなんの偏見か、バイク屋さんというものは、どうもお店というよりコミュニティというイメージが強くあって、誰の紹介も無く初見のバイク屋さんに入っていくというのはどうも勇気がなかった。そして知人でバイクを乗っているという人がちょうどいたので(あんまり親しくはなかった笑)、いちお紹介してもらったバイク屋さんに行ってみたはいいが、当のバイク屋さんには、その人誰?みたいな感じに言われて(笑) 別に紹介関係なかったわって感じだったが、結果オーライいいバイク屋さんでした。なんだよ(笑)

で無事、バイク屋さんにちょうど在庫のあった新車のXJR400Rを即買いして毎日乗り回した。初めて乗るバイクはやっぱり速くて、ノーマルなのにシルビアより速く感じ(実際速かったと思う)、シルビアの所有意欲を大きく減退させてヴィッツに乗り換えるという所業に出てしまう(笑)。なぜヴィッツだったかといえばバイク屋さんを紹介してもらった例の親しくない知人がトヨタの人だったから。それだけ。なんだよ(笑)

 

XJRに乗り始めて1年を過ぎると走行距離も1万キロに近づき、バイクの速さにも慣れてもっと速いやつ乗りたいという気持ちになっていた。
とりあえず自動車学校に行って大型二輪に入校(笑)。
大型のバイクは最初に何を乗るのか物色し始める。
自動車学校の教官に、なんで普通取ってからすぐ大型取らなかったのと言われて、あーそうか。バイク乗りはみんな出世魚のように、どんどん乗り替えて自分の興味を満足させようとするのか、と変に納得したものだった。今時はだいたいの自動車学校は普通→大型のセット受講を用意していて一発大型よりも1万円ちょいくらい安くなるプランがあるのは自明の理なんだなと。

 

で、大型は何を選んだのかっていうと、最初がヤマハだったから次はホンダだな(笑)ということで、その時代に流行り始めてきていた?ストリートファイター系(レプリカのエンジンを使ってハイパワーネイキッドモデルを作っちゃえ的な)のはしりのHORNET900というバイクを選んだ。国内仕様でサイズも大きすぎず(CBはでかい笑)、その時の選択肢としてはまずまずだったのではないかと思っている。

走りはどうだったかというと、排気量が2倍以上になって速くないわけはないのだが、なんだかあんまり感動はなくて、圧倒的に速くて手に負えないと思っていた予想を裏切って、加速も減速も自在で取り回しも悪くない、超優等生なバイクに拍子抜けした感じで、気に入っていなかったわけではないのだが早く飽きがきてしまった。今にして思えばすごくいいバイクだったのに、自分で勝手にイメージしていたのと合わなかっただけなのではと思う。

 

結局3年後、やっぱり大型乗るんだったら手に負えないくらいの逆車フルパワーモデルが欲しいじゃん!って思う少年の心には逆らうことができず(笑) ちょうどその時にヤマハのFZS1000がフルモデルチェンジしてFZ-1FAZERというモデルになり、プレストからカナダ仕様がリリースされるということがわかった。

これだ!これだ!これだ!

もうこれしかないわ。ということで2005年9月めでたく予約発注して2006年モデルFZ-1FAZERに乗り替えることに。(バイクは前の年の9月に予約受付があり、逆輸入車は一部の例外を除いて、予約したユーザー分だけが注文され店頭に並ぶことはないという、ほとんど受注生産&出荷というしきたりがある)

待ちに待った2006年4月♪
箱開けの儀、納車整備、ことあるごとにバイク屋に邪魔をしにいき(笑)

手元にやってきた逆車フルパワーは思った通り。
去勢された国内仕様HORNETは回転を上げていくと途中で伸び悩みというか、意図的なパワーダウン措置が感じられたが、FZ1は別物で回転を上げるにしたがってパワー感が増していって、手に負えない感満点(笑) 市街地でもツーリング速度でも峠責めでもいろんな速度域で満足いくまで楽しめる最高の相棒になりました。

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 (150psの逆車フルパワー仕様。)

 

…それから12年間、走行距離43,400km
とうとう次のバイクに乗り替えようと思います。
FZ-1が飽きたわけでも不満があるわけでもなのですが、

 

 速 す ぎ る の で す (笑)

 

もともと速く走れることが本質のバイクなので、遅く走るよりも早く走っている時のほうが楽しさが大きいしストレスも少ない。しかし、最近は体力的なこととか視力的なこととか、もっとゆっくり走って楽しめる方向に行きたいという気持ちの変化かも。

細かいところでは、
不満1.パワーがあるのでタイヤの消耗が早くコストがかかる
不満2.・・・あれ?そんぐらいしか不満がない(笑)
まあ、12年も乗ったし、このバイクをこれ以上乗っていても新しい感動はないな。という気持ちは正直あるので、バイク乗っている以上趣味性を少しでも高めて、より楽しい時間を過ごしたいというのが本来の目的なので、それが一番大きいのかもしれない。

 

で、次のバイクは、やっぱりヤマハ党ということで、
話題のスポーツヘリテイジの小さい方XSR700に決まりました。
適度なサイズ感、軽量な車体、程よいパワーのエンジン、余計な電制システムがない、など今考えられる自分の希望とマッチしていて、

 

しかも!


ちょうどバイク屋に在庫がある(笑)
これは、いつ買うの!いまでしょ! ちょい古(笑)